国連NGO Shumei
世界に広がりゆくパートナーシップ

1997年11月にMIHO MUSEUM が開館。翌年4月、世界の識者を集め、「芸術、精神性、環境より世界平和を考える」というテーマでシンポジウムを開催し、世界の平和を願う人たちと手を取り合って共に働こう、という方向性が示されました。
このシンポジウムがきっかけとなり、秀明自然農法を通して世界に貢献することを目指し、有機農法の先駆者であるアメリカのロデール研究所、再生研究センターとパートナーシップを組みました。
1998年、ニューヨークの聖バーソロミュー教会にて、当時の国連事務総長コフィー・アナン氏を迎えて、人類共通の願い─恒久世界平和─を実現するために行われた、世界中の人々が宗教、宗派、文化の違いを超えて対話し手を結ぶインターフェイス礼拝に参加しました。これを皮切りにShumeiの海外における三つの芸術活動が本格化していきました。
2002年、真文明世界が創られる地と伝わるアメリカ・コロラド州クレストンに「秀明国際交流センター」を設立。2004年7月には国連NGO協議資格「スペシャル」を取得いたしました。


ザンビア自然農法プロジェクトは国連活動のベスト・プラクティスに選ばれた


続々とはじまる新しいプロジェクト

2004年9月、国連開発計画主催のパン・アジア・ユースリーダーシップ・サミットに国連NGOとして後援。ザンビアから参加した青年の要望により秀明自然農法支援活動がスタート。貧困にあえぐザンビア農民の自立を促し、気候の変化に適応性の高い在来種を自然農法で栽培し、持続可能な社会づくりに貢献しています。2008年6月にはこのザンビアでの活動が、国連より最も成功しているプロジェクトとしてベスト・プラクティス オブ・ザ・マンス(五つ星)を獲得しました。
自然と共存した生き方としての農業を普及することで、健全で自然と調和した社会が世界に広がっていくと私たちは信じています。2005年には英国土壌協会とパートナーシップを締結、他にも、イギリスのイエツベリー圃場、ドイツのシュタインフルト圃場、イタリアのワイン・オリーブオイル生産者、アメリカのキャッツキル・マウンテン財団などと提携、私たちと同じ目的を持つ団体と協力しながら理想実現のため活動をしています。
2011年、世界的環境活動家であるヴァンダナ・シヴァ博士が来日、ナヴダーニャ財団とパートナーシップが組まれました。現在、ヴァンダナ博士と共に、生命の源である種子の保存と、重要性を世界に発信しています。

国連経済社会理事会 NGO特殊諮問資格

国連加盟19カ国によって構成される経済社会理事会のNGO委員会による審査。総合(ゼネラル)、特殊(スペシャル)、ロスターの3種の資格がある。スペシャルは、委員会や会議への出席および意見書の提出ができる資格を有する。

関連活動

  • MIHO美学院
  • 秀明太鼓
  • 国連NGO Shumei
  • 文化活動