秀明太鼓
神に捧げる太鼓

日本では古来より、神や仏に対し供物を捧げる「奉納」を行ってきました。奉納されるのは、食物や酒、宝物といった「物」に限らず、神楽や踊りといった「行為」で芸を奉納する「奉納演芸」も盛んに行われてきました。
秀明太鼓もまた、神に捧げる太鼓に端を発しています。神に祈りを捧げる祭典で叩かれる太鼓の音色は、祈りを捧げる人々と神との懸け橋となり、両者を繋ぐ役割を果たします。それが秀明太鼓が祈りの太鼓である由縁であり、「感応道交」という言葉で表現される秀明太鼓の原点です
秀明太鼓は1985年に結成され、現在は横笛の第一人者である藤舎名生氏に師事、秀明太鼓のオリジナル曲は氏の作曲によるものです。

2000年、ニューヨーク国連本部における世界宗教者会議のオープニング演奏をはじめ、メトロポリタン美術館、南アフリカで行われた万国宗教会議、ヨーロッパ各地、愛知万博など、国内外で公演活動を展開しています。太鼓を叩いて「世界平和の心」を伝えたい──祈りが音になって、人種、国籍、宗教を超えて広がっていくことを願っています。

関連活動

  • MIHO美学院
  • 秀明太鼓
  • 国連NGO Shumei
  • 文化活動